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おじいちゃんの里帰り

レンタルDVDで『おじいちゃんの里帰り』を観ました。
監督はトルコ系ドイツ人のヤセミン・サムデレリさん、脚本は妹のネスリン・サムデレリさんとヤセミンさんとの姉妹共作です。

おじい1

おじい2


1964年9月10日、ドイツに到着した100万1人目の移民が主人公のフセインおじいちゃん。
100万人目の移民はフラッシュを浴び、豪華な記念品を受け取ったのに、フセインおじいちゃんはおんぼろ三輪自動車に乗せられて、勤務先へ。

以来、地道に働いて、故郷に残してきた家族を呼び寄せ、4人目の子どもはドイツで生まれます。

いつの間にかドイツになじんだ奥さん、ファトマおばあちゃん主導で、ドイツに帰化。
ドイツのパスポートを持って、フセインおじいちゃんは子ども4人、末っ子の配偶者と孫息子、もう1人の孫娘と故郷に買った家を見に行こうと提案します。

家長の言うことは絶対のトルコ人3世代は始めは不承不承ながらマイクロバスでおじいちゃんの故郷を目指します。

同行した孫娘はおじいちゃんの娘の子で、お腹に英国人の恋人の子どもを宿していて、待ち時間に飽きた小さな従兄弟チェンクに家族のルーツを話してきかせます。

先日読んだ川口マーン惠美さんの『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』にも、ドイツの移民事情が記されています。
第2次大戦後、日本が自分たちで必死に働いて奇跡の復興を成し遂げたのに比べて、ドイツは人手不足が始まった早い段階で外国人労働者を導入ました。

1955年イタリア、1960年ギリシャ、スペイン、1961年トルコ、1963年モロッコ、1964年ポルトガル、1965年チュニジア、1968年旧ユーゴスラビアなどと協定を結びました。

現在ドイツにいる多くの外国人はすでに、当時の「ゲスト労働者」の三世になっています。
そして、数が一番多いトルコ系は301万人になっているのだそうです。

ただ、低賃金の仕事を移民が請け負ったりするような、仕事の住み分けがあって、新たな問題が起きているようなのです。

日本でも、これから人手が必要な介護職を移民に任せようといった提案がされたりしていますが、日本人の気質もかかわってくることだし、安易に決めてほしくないです。


さて、映画にもどります。
おじいちゃんはまるで、そうなることを予測していたように・・・。

家族や暮らし方や、国と国との関係やさまざまな問題を含めながら、やさしい気持ちにさせてくれるいい映画でした。



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