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姫路城西お屋敷跡庭園 好古園

好古園は姫路城を借景に、姫路市制百周年を記念して造営された日本庭園です。

昭和60年以来の発掘調査で確認された地割を活かして造られています。開園は平成4年と、比較的新しい庭園です。


好古園内で一番大きい、御屋敷の庭にしつらえられた滝です。

借景の姫路城が見えます。


渡り廊下から見える滝は深山幽谷の趣を出しているそうです。


園内を横切る通路です。園内とは思えない雰囲気です。

あっ、向こうに忍者が・・・。んなことはないですね。


園内の茶室「双樹庵」でいただいた、春らしい御菓子とお薄です。
お菓子は先にいただいたので、写真の縮小具合がチグハグになっちゃいました

下の写真はアオサギジョウビタキです。





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「叫び」のないムンク展

兵庫県立美術館でムンク展を見てきました(会期は3/30まで)。

「叫び」があまりにも有名ですが、展示されていませんでした。
(レプリカはありましたが・・・)

今回展示されているムンクの作品108点はオスロ市立ムンク美術館の所蔵品が中心なのですが、美術館から「叫び」が強奪されて発見されたものの、破損が激しくて修復中ということもあるからでしょうか?


それにしても、吸血鬼、不安、絶望、別離、死の苦しみ・・・といったタイトルとともに、ムンクの絵から「暗・夜」を連想してしまいます。

白夜極夜の存在がこの地の人たちの精神に何かの影響を与えるんだろうな。

横尾忠則さんのサイトに、ムンク展を観た感想がこう書かれていました。
「3月17日
兵庫県立美術館でムンク展を観る。超満員。ほとんど全ての作品が中途で投げ出したような未完成作品に見える。その筆の置き所が見事だ。また、スピード感が快適だ。描き切らないその描き切り方にうならされる。精神の自由にぼくは振り回された。」

感受性の豊かな人にはいろんな想いがわき起こるのでしょう。
私には、とてもとても・・・。

それでも、ムンクの描いたフリーズ=帯状の装飾作品が個人住宅や工場、公共の施設に今も残っていて、多くの人たちの生活の中で生き生きと存在していることには感心しました。


常設館のコレクション展、絵とはなそうたんけん!はっけん!美術館!は参加型の展示でおもしろいですよ。


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アーモンドの花咲く小道

満開のアーモンドの花を見に行ってきました。

ここ、神戸市建設局東水環境センターの敷地内にある遊歩道には約100本のアーモンドの木が植えられています。


アーモンド、バラ科です。

ウメとサクラのちょうど間の頃に濃いピンク色の花を咲かせます。



ここのアーモンドの木は阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして植えられました。

遊歩道に沿って、せせらぎが流れていて、水辺の植物も植えられています。


イベントのある日を避ければ、ゆっくり花を楽しめます。


同じ神戸市東灘区の東洋ナッツ食品(株)もアーモンドの花の名所で、この時期庭が開放されます。

おととし、そちらの花も見に行って、売店で買ったナッツ類をぼりぼり食べているうちに、歯を痛めてしまったという、つら~い^^記憶がよみがえりました。


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ラフマニノフと共に過ごす午後

3月23日(日) 生田文化会館で神戸大コミュニティコンサート11 ラフマニノフと共に過ごす午後

曲目は―
エルガー◆愛の挨拶
フォーレ◆夢の後に
アイルランド民謡◆アメイジング・グレイス、サリー・ガーデン、ロンドンデリーの歌
ラフマニノフ◆ヴォカリーズ
オッフェンバック◆ジャクリーヌの涙
シューマン◆アダージョとアレグロ
ラフマニノフ◆チェロ・ソナタ
アンコールで、
サン・サーンス◆白鳥
チェロ/遠藤真理さん ピアノ/三浦友理枝さん

アイルランド民謡は無伴奏でしたが、1本のチェロで旋律と伴奏の両方が弾けるよう編曲されていて、一風変わった曲に仕上がっていました。それがアイルランドの風土を思い起こさせるような効果を出していました。

「ラフマニノフといえばピアノ」と連想してしまうのですが、この日はたった1曲あるチェロ・ソナタを聴くことができました。

チェロ・ソナタと銘打たれているのですが、チェロとピアノのためのソナタですね。ピアノのパートもとても華やかです。華やかでも重いことにかわりはないのですが・・・。

この日の演奏者、お2人とも20代後半の美しいお嬢さん。現在、海外に生活の拠点をおいているようです。

きゃしゃな体型なのに、どこにこんなパワーがひそんでいるかと思えるほど、ダイナミックな演奏でした。

遠藤さんのチェロの音がまろやかで安定していて、「うまい人だなー」と思っていたら、第72回日本音楽コンクールで、第1位および徳永賞を受賞している方でした。

ピアノの三浦さんも日本で高校を卒業したあとは海外で音楽教育を受けました。留学以前からも国際的なピアノコンクールで受賞経験がおありです。

このコンサートの主催は神戸大学大学院国際文化学研究科 異文化研究交流センターです。いかに、教育研究の一環とはいえ、若手のプロフェッショナルの演奏を身近に無料で聴けるなんて・・・。サイコーでした。





春の港 船出だ門出だ

外航クルーズ客船の入港が続く神戸港です。

3月25日の神戸港には中突堤に、クリスタル・シンフォニー号、新港第4突堤にはスタテンダム号が同時に入港していました。

見づらいですが、午後3時過ぎの両船です。


クリスタル・シンフォニー(51,044t・全長238m)です。

香港から航行してきて、広島を経由して、香港~北京に向かうそうです。


(この、写真は神戸新聞のWebサイトから借用しました)


スタテンダム(55,451t・全長219.5m)はニュージーランドから乗り込んだ約1100人の乗客が神戸で下船、新たな客約1200人が乗船して、長崎、釜山、上海などを巡るのだそうです。


船出、門出が似合うです。


(この写真は神戸新聞Webサイトから借用しました)


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ちらっと、姫路の桜

今年もchibisaruさんの桜2008企画に参加しま~す。

神戸はやっと今日、桜の開花宣言がありました。

きのう、姫路市立美術館の展覧会に行くついでに、桜もと期待していたのですが、姫路城の大天守前広場の桜は、まだつぼみでした。



気持ちのいい晴天だったので、まず姫路城西側にある姫路城西御屋敷跡庭園好古園に向かいました。

お殿様^^のループバスは100円で姫路城、好古園の前に止まります。


うれしいことに、園内の御屋敷の庭のしだれ桜がほころび始めていました。


サクラ、バラ科です。

しだれてくれているので、近づいて^^撮れます。


姫路城の東側に小さめでピンクの濃い桜が数本、よく花をつけていました。


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も一度、春をぱくっ!

デパ地下情報で見つけたさくら新上(しんじょう)です。

大丸神戸店地下1階の和田八で求めました。

白とピンクのしんじょう(あんぺい)を重ね、桜の花を乗せて蒸したものです。
桜の葉っぱはしんじょうの下にしいたほがよかったけれど、葉っぱをかくしてしまうほどの大きさでした。

はんぺんには山芋が入りますが、しんじょうは魚のすり身と卵白だけで作るのだそう。もっちりと歯ごたえがありました。

わさび醤油でいただきましたが、おすまし汁に入れるのもいいんですって。




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春をぱくぱくっ!

料理上手なお母さんが、子どもが独立したあと、半分趣味で始めてしまったような家庭的なお店を教えてもらいました。


さくらの開花を待つ夙川沿い。
阪急甲陽園線、苦楽園口駅近くにある、カウンター席だけのお店、
「さくら」です。

春野菜の天ぷらはタラの芽、ふきのとう、こごみ、菜の花、うど、新玉ねぎ、新ごぼう。

やわらかくて、あまくて、なんともぜいたくな味です。


鰆の西京焼き。さわらは鰆、魚偏に春。

箸で身をほぐしたら、さっと、湯気のたつ、うれしさです。


カウンターに並んだ大鉢からは、具だくさんのひじき煮

それに炊きたてご飯と蜆の味噌汁、お漬物と、春いっぱいの献立です。
梅酒も飲めて、いい気分でした。


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鯉川筋に船、走る

神戸大丸西側を南北に通る鯉川筋に植えられている街路樹、
ハクモクレンが満開です。


ハクモクレン、モクレン科です。

葉より前に、花びらの厚い、白い大きめの花が咲きます。
青空に映えて、きれいでしょう?


前から工事車両のようないかつい車が走ってきたなーと思ったら、
水陸両用船「スプラッシュ」号でした。

山と海に恵まれた神戸ならではの観光船(車?)ですね。
北野を走り、神戸港を巡ります。


大型車と船舶、両方の免許を持った運転手さんが運転(操縦か?ややこしい)しているんですって。

80分間(海上は約15分間)、10kmの旅は大人3000円、子供2000円。

天候に恵まれたら、おもしろい経験ができるかもしれませんね。
ザブンと水に入るところがクライマックスみたいですよ。


あちこちで、花が一斉に咲き出して、外歩きが楽しい季節になりました。

忙しいけど・・・。


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卒業おめでとー!

きのうは娘の大学院の修了式でした。

夜間主コースだったのですが、昼間の授業も取ったので、ほぼ毎日、遠くの本校へ行ったり、近くのサテライトに通ったり。

なかなか真面目な院生でした。

ずいぶん永く勉強しちゃったねー。
そのわりに、お気楽OLだった母のほうが高級取りだったかも。

でも、キミの専門知識にはかなわないヤ。
ただし、生きていく力では当分負けないけどね。

学生の間に行けなかったERの舞台、シカゴにいつか行こうね。
母が元気なうちに、行けたらいいね。

楽な職場じゃないけど、1週間後から社会人だ。やっとだね。



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