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母になる決断

トリアングルを読んで以来、俵万智さんの著作の中で、読んでないものが図書館で目に止まると借りてきて読んでいる。

写歌集小さな友だちは1996年、講談社刊。
アジアを旅して詠んだ歌で、写真は管洋志さんだ。

昨年母親になった俵万智さんの今が想像できるような、ほんわかした歌があった。


陽(ひ)のにおいくるんでタオルたたみおり 母となる日が我にもあらん


スコールの後(のち)の緑よそしてまた そのように育ちゆく子どもたち

流暢(りゅうちょう)に英語を話す少女いて 年齢を知らぬ少年がいて

子どもとは何をおいても笑わねば、笑わねばならぬ生き物と知る

ゴミ捨場に 歌を歌える子どもには 歌いたいから歌う歓び

こんなにも嬉しいことであったのだ、そう、学校に行くということは

一度抱きあげしのみにて 「マチ、マチ」と遠くの窓から手を振る少女


取り上げていたらキリがない。
こんな歌を詠む女性が子どもを持てるチャンスを逃すはずないな。








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bond~クラシックとポップスのクロスオーバー

●神戸国際会館こくさいホールでbondのコンサート

あの、魚の骨のようなエレクトリック楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ)を鳴らしながら、ステージ狭しと、時には袖まで使って、踊り、走り回る4人の女性たちです。
出身はUK2人、オーストラリア2人。健康美あふれた肢体の持ち主です。

小さい頃から音楽の基礎をたたき込まれて、全員音楽学校で教育を受けました。
踊ろうと、走ろうと、揺るぎのない自信たっぷりの演奏です。
途中、アコースティックの楽器も使って何曲か。

コンサートの後半は前の方の席は総立ちです。若い人ばかりじゃなく、結構なお年の方も交じっていました。
招待客(私もそうでした)の多い後ろの方の席も立ちこそしませんでしたが、みんな楽しんでいたようにみえました。あのサウンドじゃあ浮かれるしかないっていう感じです。



コンサートが終わり、街に出ると、そこはいつものおしゃれな光あふれる街です。

でも、日本や世界のあちこちでいろいろなことが起こりすぎたこの10日間、
無視して通り過ぎるわけにはいきません。






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初老って……。40歳で~。

結婚のご祝儀袋を買いに行った、出納・儀式用品のお店に、
人生のお祝いごとが書き出してあった。

何々、
60歳で還暦、70歳で古稀、77歳で喜寿、80歳で傘寿、
88歳で米寿、90歳で卒寿、99歳で白寿……
っていうのは分かる。

なんと、一番先に書いてあったのが、
40歳(五八の祝い)――初老とあったのだ。
うわっ。
お店の方に聞いてみた。
初老のご祝儀袋って出るんですか?

さすがに初老は出ないようだ。
40歳で初老だったら、私は古老か真老か。

たまたま、きのうコートを買うのに、いつも選ぶ黒やベージュじゃなくて、
赤を選んでしまったのは還暦のお祝いの前倒しということにでもしておこう。
チャンチャンコの代わりにね。





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西宮市大谷記念美術館~福田平八郎展

西宮市大谷記念美術館は阪神電車、香櫨園駅に近い住宅地にあるこじんまりとした美術館です。館に入るとロビーの奥は広い間口のガラス張りで、よく手入れされた日本庭園に面しています。
阪神高速が近いにもかかわらず、館内は静かで、たいていの場合、ゆっくり観て回れます。
写真は庭に咲いていたシュウメイギクです。


ここで今、福田平八郎展が開かれています。
福田は大分県生まれの日本画家。
近代日本画における色彩画家といわれているそうです。

日本画は絵の具を塗り重ねていく油絵と違って、一般に画稿→下図→本画という過程をとるそうです。彼は特に下図をていねいに描いた画家で、今回の展覧会も画稿や下図も合わせて展示されていました。


庭園にある水琴窟(すいきんくつ)です。
私はお庭に水琴窟があると、よくつくばいの水を流してみるのですが、
ここほどカッラ~ン、クッカ~ンと響く、澄んだ水滴の音が聞こえるところは珍しいです。






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毎日が退屈と絶望の日々

10月24日~27日まで第18回世界社会精神医学会が神戸で開かれていました。
会場が家の近くだったので、一般に公開していたこころの美術展心に平和をカレンダー2005原画展をのぞいてみました。

糖尿病だとか高血圧症だとか怪我だとか、客観的に判断できる病気や症状と違って、精神障害ということをどういうふうに判断するのか私にはわかりません。
ですから、この2つの絵画展を見て、これは精神に障害を負った人の作品だという説明があらかじめなければ、ごく普通の絵画展のように見えました。

ただ一つ一つの作品に添えられたコメントを読むと切ないものがあります。


たまたまもう一つの部屋でひきこもりの若者とその家族に対する支援活動についてという発表会が開かれていました。

ご自身の息子さんのひきこもりをきっかけに、出ていって集まれる場所、話し合える場所、何か次の行動を起こすきっかけがつくれる場所を提供しようと活動してきたお父さんの5年間のレポートでした。

この記事のタイトルの毎日が退屈と絶望の日々というのはその発表者Mさんがひきこもりの当事者の気持ちを端的に表現したことばです。
ひきこもりの問題については、周りも大変だけれど、一番大変なのは当事者本人であると認識することを支援活動の基本としているそうです。

具体的には、まずはじめの一歩を踏み出させる→居場所を設ける→社会参加を支援する→最終的には起業も含め、就労のための手助けをする。
といった活動を進めていこうという考えです。

心に病がなくとも、生きにくい世の中です。いきさつを知らない人からみればひきこもり=甘えじゃないかという批判もあるでしょう。ただ、複雑になった世の中、危険がいっぱいの世の中に足がすくむ人がいて不思議ではありません。

ひきこもりを抱えた家族の支援に関しては成果が出てきはじめたそうです。
あとは当事者をどう動かしていくかです。

参加者で声楽家の立場でサポートしている方の発言が印象的でした。
身体を使って声を出してみることに解決の糸口があるのではないかということです。
人と話す―会話もそうなのですが、腹を据えてまず声を出してみるということだそうです。







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ヴァイオリンとピアノのデュオと弦楽五重奏

10月23日(土)
●武庫川学院甲子園会館で第98回リラックスコンサート
今回はヴァイオリンとピアノのデュオコンサートです。

曲目は
シューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、
フォーレのヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番、
プーランクのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、
イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番、
サン・サーンスのハバネラ ほか

ヴァイオリンは三瀬由起子さん、ピアノは鈴木華重子さん。
実力のある若手のお二人です。

プーランクはいろいろなソロ楽器を使ったソナタを作曲しています。
この、ヴァイオリンとピアノのためのソナタもメリハリのある刺激的な曲でした。

リラックスコンサートがいつも開かれる甲子園会館は遠藤新の設計です。
1930年(昭和5年)にリゾートホテルの草分け、甲子園ホテルとして完成しました。
ところが太平洋戦争のさ中、アメリカ軍に接収され、ホテルとしてはわずか14年しか使われませんでした。
外観も内装もぜいを尽したものです。


●神戸市立博物館で神戸市立室内合奏団のミュージアムコンサート
曲目は
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、
ユーモレスク、わが母の教えたまいし歌、2つのワルツ、
モーツァルトの弦楽五重奏曲

今年はドヴォルザークの没後100年、さ来年はモーツァルトの生誕250年にあたります。
2人の曲を聴いていると曲が長生きした理由がわかります。

ヴィオラの方が解説を加えてくれました。
ドヴォルザークはチェコの作曲家です。肉屋の長男として生まれ、仕事に必要だからとドイツ語を習った先生が音楽の先生でもあったそうです。1892年に渡米、黒人霊歌やインディアンの音楽と故国ボヘミアの香りとが融合した曲を作り上げました。

10メートル前後かと思われる天井の高い博物館のロビーに弦楽器の音が深く響きます。五重奏はヴィオラが2本でしたので低音が奏でるメロディーが聴けました。




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日 常

新潟県中越地震の被害は想像を超えていた。
本震、余震に震度5・6が並んでいる。
阪神淡路大震災の時は余震がこれほど大きくなかった。

こんな中でもプロ野球日本シリーズは予定通り行なわれ、
西武が日本一になった。

休日の青空の下に家族連れは繰り出し、
若者はデートして、
結婚式だってとりおこなわれている。

それでいいのだと思う。

10年前の阪神淡路大震災の時、幸いなことに
私の住む地域は日が暮れるのとほとんど同時に電気が復旧した。
避難していた小学校の体育館の明かりがパッとついた。

横になる余地もない体育館を出て、友人宅で一晩過ごした。
テレビも電子レンジも使える恵まれた被災者だった。
友人宅はマンションの11階、歩いて登っている時に
友人のご主人が持っていたラジオから流れていたのは
大相撲初場所の実況放送だった。
被災地以外にはあたりまえの日常があったのだ。

それでいいのだと思う。

日本中が沈む必要はなくて、
元気のある地域、人が、
助けを求めている地域、人を支えればいいのだと思う。





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ひ こ ば え

西宮市大谷記念美術館の庭園に

セルプルセコイアの大きな木がある。

その根元からひこばえ

――蘗がもりもりと生えている。

木のためには剪定したほうがいいらしい。でも、

踏み倒されてもがんばっていく。とか、

逞しく生きていく。とか、

新たな出発。とか、

そんな意味が好まれて、

同人誌やら、喫茶店やら、ギャラリーやらの

名前によく使われている。

植物のバイタリティーってたいしたもんだ。






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ぶらり、京都へ。

10月22日(金)
●美術館「えき」KYOTOで日本のおしゃれ展
美術館「えき」はジェイアール京都伊勢丹の7階にあります。売場と少し離れた場所にあり、天井も高め、デパート内にあるとは思えないおもむきがあります。


展示されているのは着物コレクター・池田重子さんのコレクションです。
着物・帯・和装小物はもちろんのこと、長じゅばん、裾よけなど、下に着る衣類の展示がありました。上に着物を着れば全く隠れてしまうのに、実にあざやかな模様が染められているのです。
また、着けてしまったら一部しか表に現れない半襟の刺しゅうは本当にみごとなものでした。額に入れて飾っておきたい――実際飾ってあったんですが――素晴らしさでした。


●時代祭
秋空の下、都大路では時代祭の祭列です。
人垣の後ろから、その雰囲気だけでもと、カメラを向けました。
街は修学旅行の生徒さん、観光客でいっぱいでした。
次の美術館に向かうバスはしっかり渋滞に巻き込まれました。


●京都国立近代美術館で、没後25年 八木一夫展
陶芸の世界に新しい造形分野を切り開いた八木一夫さんの作品約300点が展示されています。
八木さんの作品はどこか温かくて、部屋に飾っておくだけでなく、そのやわらかな丸さをなでたくなるような親近感をおぼえます。

●同じく京都国立近代美術館でジャパニーズモダン剣持勇とその世界
近代インテリア・デザインの先駆者だそうです。
椅子、テーブルなどの家具を始め工業製品、カラトリー、家庭用品の容器などをデザインしています。身近なところではヤクルト、ジョアの容器も彼のデザインです。


京都高島屋グランドホールで古唐津と太郎右衛門窯展
桃山時代後期から江戸時代初期にかけて飛躍的な発展を遂げた時期の唐津焼を古唐津というそうです。
素朴な土の風合いと簡略化された絵付けが特徴だとのこと。
ミュージアムショップでも現代の作品を販売していましたが、普段使いにはにはちょっと気を使うような値段になっていました。
でも、抹茶茶碗を一つくらい持っておくのもいいかな。
私はこの肉厚の茶碗でお茶をいただくのは好きです。







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お見舞い

台風や

地震の被害に遭われた皆さま

お見舞い申し上げます。

必ず復活できますから、

くじけず

頑張ってください。


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emarch

Author:emarch
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