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ロバート・キャパが今いたら……

先日、ジェイアール京都伊勢丹内の美術館「えき」で「知られざるロバート・キャパの世界」展を見た。
ロバート・キャパというインパクトのある名前と戦争写真で有名だということは知っていても、こうやってまとまった数を見たのは初めてだ。

今回の展覧会は「キャパ」の出発点となったスペイン内戦に焦点を当てている。
戦争に善い悪いもないし、どんな戦争でも巻き込まれた人間にとっては恐怖に差はないと思うけれど、なんだかのどかな戦争に見えてしまう。人間と人間が戦っている臭いがする。

キャパが亡くなった1954年にカメラ毎日の座談会での言葉が会場に掲げられている。
「私が写真家になったという一つの理由は自分はことばをもたない(こと)。新聞記者になろうかと思ったけれども、自分としてはこの言葉ならという自信をもてる国語がなかった。それでは各国共通に同じように話すものと考えたときに、写真なら、写真を通して話せ、聞かせるということに思い当たった」

キャパがユダヤ系ハンガリー人、アンドレ・フリードマンという名前で発表した写真「無名の英雄(崩れ落ちる兵士)」と並んで恋人ゲルダ・タローの写真がある。彼女も戦場で亡くなったと知ってググッとこみ上げた。

展覧会の最後の写真はインドシナ戦争を戦う兵士の写真だ。キャパはもっといいアングルで撮ろうと場所を移した。そこに地雷があるとも知らずに。

キャパ没後50年。彼の死のあとも戦争がない時代はなかったし、兵士「以外の人」も「戦死」し続けている。
ロバート・キャパが今いたら、イラクからどんな写真を送ってきただろうか。


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